キャットフードで迷っている方必見!猫のご飯にはどんなタイプがあるの?
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プレミアムフードの特徴
次に、プレミアムフードにはどのような特徴が挙げられるのでしょうか?
プレミアムフードは、区分としてはドライフードに分類されるため、ドライフードと同じく製品に含まれる水分量は10%以下に抑えられた物となっています。
では、ドライフードと何が違うのかというと、プレミアムフードには着色料や保存料、酸化防止剤などがほとんど含まれておらず、品質や原材料を厳選して作られた食品になっています。
そのため、猫の体調管理もしやすく、プレミアムフードを与えている方の中には「猫を飼い始めてからワクチン以外で病院に掛かった事が無い」と豪語する方もいるんだとか?
ただ、日本にはペットフードの安全性を確かめる公的な組織や法律がなく、ペットフード公正取引協議会が定めた基準も、各メーカー毎で自主規制されるだけになっているため、プレミアムフードに明確な定義は存在しない事になります。
○プレミアムフードのメリット- 食品添加物がほとんど使用されていない
- 猫の健康維持に適している
- 乾燥しているので長期間の保存が可能
○プレミアムフードのデメリット
- 水分が含まれないので水の準備が必要
- 他のフードよりかなり高い
ウェットフードの特徴
最後に、ウェットフードにはどのような特徴が挙げられるのでしょうか?
ウェットフードは、その名前の通り水分量が非常に多く含まれている餌の事で、製品に含まれる水分量が70%~80%程度の物となっています。
特徴としては、嗜好性の向上を図るために肉や魚の身がそのまま入れられていたり、食欲を促進させるための香り付けがされているもの、スープ状になったものなど、様々なウェットフードが存在します。
これら製品は、ほとんどが缶詰やパウチ(アルミパックなどの袋)に入れられており、1缶(1パック)で1食分の量になっている事がほとんどのため、与え過ぎや分量を量る手間を省くこともできます。
ただ、ドライフードとは違い一食分の栄養価を満たしていない事が多いため、ウェットフードだけを与えていれば良いというわけにはいかず、適度にドライフードも混ぜるなど手を加えてあげる必要があります。(総合栄養食のウェット品も増えてきているそうです)
○ウェットフードのメリット- 水分補給が効率よく行われる
- 食欲不振でも食い付きが良い
- ご飯の消化が良い
- 嗜好性が高い
○ウェットフードのデメリット
- 栄養価が低い
- ドライフードよりも高価
- ドライフードを混ぜる等の手間が掛かる
- 長期間の保存に向いていない
まとめ
昔(10年以上前)は、ドライフードよりも猫缶等のウェットフードを与えている家庭がほとんどだったそうですが、現在では、価格が安定している事や栄養管理面での利便性から、ドライフードを与える家庭がほとんどとなっています。
ただ、ドライフードを食べられない状態やウェットフードを食べられない状態、各家庭の猫にはそれぞれ事情があるものです。
そのため、一概に「ドライフードが良い」「ウェットフードが良い」というわけではなく、自身の愛猫に合わせた食事の与え方をしてあげるのが良いでしょう。
ちなみに、管理人はドライフードを中心として与え、たまにウェットフードを与えて豪華さを演出するようにしています。もちろん、その際の食い付きの良さは、目を見張るものがあります 笑
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