砂漠育ちでも夏バテや熱中症になるんです!猫の暑さ対策には何があるの?
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猫の暑さ対策とは
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さて、猫が暑さに弱く夏バテを起こしたり熱中症に掛かることはわかりましたが、肝心な対策はどのような事をしたら良いのでしょうか?
以下に、夏バテ対策を項目ごとにまとめてみたので、確認していきましょう。
ブラッシングで冬毛を取る
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まず、ブラッシングやシャンプーをして冬毛を取り除いてあげましょう。
長毛種の猫や北国育ちの猫は、アンダーコートと呼ばれる細くて柔らかい毛を被毛の内側に備えている事がほとんどです。
このアンダーコートは保温効果があるため、暑い日には熱を籠らせる原因になります。そのため、ブラッシングやシャンプーをして冬毛を除去してあげるだけでも、かなりの効果が見込めます。
扇風機やエアコンで室温調整
扇風機やエアコンでの対策は、最も多くの方が行っている暑さ対策かと思います。
ただ、中には「エアコン代が高くつくのでは…」と心配になる方もいるかと思いますが、エアコンを一日付けっぱなしにした時の平均的な電気代は約300円、扇風機に至ってはその1/10の約30円となっています。
さらに、電気代を気にしてこまめに付けたり消したりすると余計に電気代が掛かるので、思い切って付けっぱなしにする、設定温度を1度あげる等の対処をすることで、電気代を節約でき飼い主の負担を軽減する事にも繋がります。
電気代が気になり、なかなかエアコンや扇風機を付けられないと言う方は、是非一度これらを試してみてはいかがでしょうか?
ドアやブラインドで対策
次に、ドアを開けたりブラインドを締めたり等の対策が挙げられます。
これは、非常に効果的な対策の一つで、ブラインドを締める事によって室内に影響する太陽光熱を約50%もカットする事ができるんです。
さらに、ドアを開け空気の流れを作ってあげる事によって相乗効果をもたらし、より涼しい環境を作り出すことができます。
これであれば、エアコンや扇風機のように電気代が掛かる事もないので、まずはドアやブラインドを利用した対策を行ってみると良いでしょう。
暑さ対策グッズ
次に、各メーカーから販売されている暑さ対策グッズを利用する方法があります。
そもそも、どのようなグッズが販売されているのか、以下に一覧でまとてみたので確認してみましょう。
- 冷却マット
(ドーム型タイプ等もあり、水や電気を使わない事から人気も高い) - アルミプレート
(放熱効果に優れていて、暑い夏でも効果が期待できる) - ハンモック
(空気の流れが良くなることから、人の暑さ対策としても知られている) - ラタンや麻素材のベッド
(自然の素材を使うことで通気性も良く、暑さを籠らせない)
これらが主な暑さ対策グッズとなっており、各メーカーから様々なものが販売されています。愛猫が利用してくれるかどうかは別として、気になる物があれば一度試してみるのも良いかも?
サマーカット
最後に、サマーカットという方法も存在します。これは、その名前の通り夏の暑さに備て猫の被毛をカットするわけですが…。
ただ、このサマーカットをする場合、麻酔や鎮静剤を投与する場合もあるんだそうです。そのため、高齢だったり病弱なこの場合、体に大きな負担が掛かるので必ず獣医さんやトリマーさんと相談する様にしましょう。
また、笑いのネタになるようなカットをすると、猫が飼い主の空気を感じ取りショックを受ける事もあるんだとか…。決して、ふざけてカットする様な事は止めましょう。
まとめ
出典:http://sendagipanda.cocolog-nifty.com/
ここまで、暑さ対策についてまとめてきましたが、実は水をこまめに交換するだけでも夏バテの対策になるんです。
万が一、水を飲んでくれない場合は、ペットボトルに氷水を入れたものをトレーなどに置き、結露した表面の水をなめさせるという方法もあります。
何にせよ、まずはしっかりと水分補給をさせるという事を念頭に置いておきましょう。皆さんの愛猫達が、何事も無く夏を過ごせると良いですね。
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