マンチカンの性格や体重って?名作「オズの魔法使い」と関係も?
本記事のポイント
- マンチカンを飼う前に知っておきたいこと
- マンチカンの性格と注意点
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目次
マンチカンの性格
ロシアンブルーの性格まとめ
- 好奇心旺盛
- 臆病な一面も
- ボイスレスでも普通に鳴く
好奇心旺盛で社交的
小人と言われるほど短い手足を持つマンチカンの性格は、とても好奇心が旺盛で、社交的な性格の子が多くなっています。
そのため、多頭飼いにも適していると言われており、非常に飼いやすい猫としても知られています。
お留守番が得意!
また、「留守番を上手に出来る猫」とも言われており、外出が多い方や初めて猫を飼われる方におススメの猫種となっています。
ただ、少し臆病な一面もあるので、いたずらをした際に強く怒り過ぎると恐怖心を抱いてしまうので、注意が必要です。
マンチカンの体重や寿命
マンチカンの大きさと寿命まとめ
- 体長は平均45cm前後
- 体重は平均4kg前後
- 平均寿命は12歳前後
マンチカンの大きさ
さて、マンチカンはどこまで大きくなる猫種なのでしょうか?背が低く見えるためか、そこまで大きくは見えませんよね。
そこで、以下に平均体重を雄(オス)と雌(メス)別に、それぞれ分けてまとめてみたので確認してみましょう。
○マンチカンの平均体重雌(メス) 2.3kg~3.6kg
平均体重はこのようになっており、雄(オス)で3.0kg~4.5kg、雌(メス)で2.3kg~3.6kgとなっています。これは、一般的な猫よりもかなり小さい種類の猫と言えます。
体長は雄雌平均で40cm~50cm程度の大きさまで成長するそう。見た目の印象とは異なり、意外と大きくなるんですね!
マンチカンの寿命
次に、マンチカンの平均寿命は一体どれ程なのでしょうか?
これから猫を飼う方、もしくはすでに飼われている方にとって寿命を知るのは酷なことでもありますが、飼い主として知っておく責任もあります。
そこで、以下に平均的な寿命をまとめてみました。
○マンチカンの平均寿命マンチカンの平均寿命は11歳~13歳となっており、一般的な猫の平均寿命が15歳前後とされているため、短めの寿命と言えます。
ただ、平均寿命を超え20歳まで生きたマンチカンも存在するそうなので、普段からしっかりと体調管理等をしてあげるようにしましょう。
マンチカンと子供や動物の相性
マンチカンの相性まとめ
- 子供との相性は良い
- 犬との相性は特に良い
子供の相性は問題なし
マンチカンと子供との相性は、まず気にする必要は無いでしょう。基本的には好奇心旺盛で社交的な性格をしてるので、子供にもすぐに慣れてくれるはずです。
ただし、性格の項目にも記述しましたが、子供の過度なスキンシップには気を付けるようにしましょう。
動物との相性は良い
先住猫や他のペットとの相性もかなり良さそうです。特に、犬との相性がとても良いそうで、海外では犬とマンチカンの相性が良いという話しが多くみられました。
そのため、先住猫はもちろんですが、すでに犬を飼っている家庭にとっても飼いやすい猫種と言えそうです。
マンチカンの飼い方と注意点
マンチカンの注意点まとめ
- 太りやすいので注意
- 疾患は少なく健康体な子が多い
- 稀にヘルニアに掛かることも
太り過ぎに注意!
ここまで、マンチカンの性格や平均的な体重・寿命についてまとめてきましたが、一緒に暮らす上で何か注意すべき点はあるのでしょうか?
マンチカンは体質上、少し太り易くなっています。そのため、ある程度運動できる環境を整えたり、日ごろから食事の管理をしっかりと行うようにしましょう。
また、ブラッシングに関しては日に1回程度、コーミングは週に数回行う程度で良いでしょう。
気を付ける病気は?
マンチカンは短足のため、遺伝疾患などが疑われることもありますが、現在のところ先天性のものおよび後天性いずれに関しても、疾患が少なく丈夫な猫と言われています。
ただし、両方の親が短足同士の場合に限り、原因不明の突然死を迎える子猫が多い傾向にあるそうです。
また、特徴である短足があだとなり「ヘルニア」に危険性がとても高くなっています。これは犬の短足種「ダックスフンド」にも同じ症状がみられるそうで、胴が長いため四肢で体重を支えるのが困難になってくると椎間板ヘルニアになる事があるようです。
ひとつ前の項目でもお話ししましたが、マンチカンは少々太りやすい傾向にあります。そのため、食事の量を管理したり、キャットタワーを設置したり、走り回れるスペースを作る、定期的におもちゃなどで遊んであげるなど、太らないための対策をきちんとする事でヘルニアのリスクを減らしていくようにしましょう!
マンチカンの豆知識
マンチカンの毛色
短足のフォルムがとっても可愛らしいマンチカンですが、毛色にはどんな種類があるのでしょうか?
色は主に「レッド」「ホワイト」「クリーム」「シルバー」「ブラック」「ブルー」などがあり、模様も単色系からタビー系(縞模様)、キャリコと呼ばれる三毛の子タイプのものまで、非常に多くの毛色が存在します。
そして、国内で人気なのはレッドタビーなんですが、海外ではキャリコ系の毛色が大変珍しいという事で人気があるのだとか。日本が原種という事で比較的簡単に見ることができるそうですが、三毛種のマンチカンは…一度もお目にかかったことがないですね。
ちなみに、HKT48の指原莉乃さんや元AKB48の高橋みなみさんらがマンチカンを飼っていることはご存じだったでしょうか?
指原さんが飼っているマンチカンの毛色はブラウンタビーで「マンチ・カン太郎」くん。たかみなさんが飼っているマンチカンはダイリュートキャリコ(淡いミケ柄)と呼ばれる毛色で「にゃーちゃん」という名前なのだそうです。
どちらのマンチカンも非常に可愛らしいので、興味のある方は以下に掲載しておくのでご覧になってみてはいかがでしょうか
マンチカンの画像
色々なマンチカン情報を紹介してきましたが、やはり実際のマンチカンを見たいですよね!そこで、以下にInstagram上にアップされている画像をいくつかピックアップしてみたので、様々な種類のマンチカンを見てみましょう。
マンチカンの歴史
マンチカンの起源には諸説ありますが、その特徴である短い脚の猫が発見されたのは、1940年代にイギリスのジョーンズ博士によるものがはじめてと言われています。
その他にも、1950年代にはロシアで、1960年代にはアメリカのニューヨークで、1970年代にはニューイングランドでも短足猫が発見されました。
そのため、当時は明確な起源が存在しませんでしたが、1983年にルイジアナ州でトレーラーの下に住んでいた突然変異の短足猫が保護され、その猫が繁殖し産まれてきた子猫が現在のマンチカンの原型と言われています。
また、当時は短足であることが遺伝子疾患なのでは?と疑われたため猫の血統登録団体から認められることはありませんでしたが、アメリカの各地で短足猫が発見されてきたこともあり、1995年に世界最大の血統登録機関TICA(The International Cat Association)から新種の猫として認められることになります。
ただし、マンチカンの育種には未だに様々な議論が繰り広げられており、2014年までにCFA(アメリカ)、GCCF(イギリス)、FiFe(フランス)からは新種の猫として認められていないそうです。
ちなみに、名前の由来は「オズの魔法使い」に登場するマンチキン(英訳すると小さい人や子供)から取られているんだとか。
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かわゆす♪