まさかこんなものまで!?猫が食べると中毒を起こす食べ物とは
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猫が食べれないもの
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アルコール類
ここでのアルコール類とは、ビールや焼酎、ウィスキーなどを指します。
猫にアルコールを飲ませる、なんて事はないと思いますが、もちろんアルコールも猫にとっては有害なものとなっています。
人間と違い、猫の肝臓はアルコールを分解する造りにはなっていないため、少量の摂取でも酔いが回り、肝機能障害や痙攣を引き起こす可能性が高くなっています。
カフェイン含有物
ここでのカフェイン含有物とは、お茶やコーヒー、コーラなどを指します。
お茶やコーヒーに含まれるカフェインは、中枢神経に対して強い興奮を与える効果を持っているため、人間が眠気覚ましにコーヒーを飲む、なんて光景も良く見られるかと思います。
ただし、猫にとっては刺激が強すぎるため、心臓や神経系への異常をきたす可能性が高くなっています。
生の豚肉
生の豚肉には「トキソプラズマ」と呼ばれる寄生虫が潜んでいる可能性が非常に高くなっています。これは、猫や犬だけではなく人間にも感染するため、豚肉を与える際は必ず加熱するようにしましょう。
このトキソプラズマに感染した場合、猫には下痢や嘔吐などの症状が見られるほか、人間にも筋肉痛の様な体の痛みや、インフルエンザの時のような熱が出る可能性があります。
骨付きの鶏肉や魚
鶏の骨や魚の骨は、喉や食道に引っ掛かりやすいため、それら消化器官を傷つける恐れがあります。
もしも、鶏の骨や魚の骨が喉などに引っ掛かり傷が付いてしまうと、喉の炎症や胃腸障害を起こす可能性があるので、猫が勝手に骨付きの魚や鶏肉を食べてしまわないよう注意しましょう。
生卵
生卵の卵白には、アビジンと呼ばれる酵素の一種が含まれており、ビタミンの一種であるビオチンを分解する働きがあります。
そのため、大量に摂取すると体内のビオチンが分解され、皮膚炎や結膜炎などを引き起こす可能性があります。
ただし、加熱しアビジンを破壊する事で、猫にとって栄養価の高い食品に早変わりします。
レバー
レバーには、ビタミンAやB群が豊富に含まれているため非常に栄養価の高い食べ物なんですが、過剰摂取してしまうとビタミンAが体内に蓄積され、ビタミンA過剰症になる可能性があります。
そうなると、脊椎の変形などにより体が硬直したり、横になって起き上がれなくなったりするので、過剰摂取には注意しましょう。
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターの種類にもよりますが、マグネシウムを多く含む水の場合は、猫にとってマグネシウムの過剰摂取となってしまいます。
そうなると、下痢や猫泌尿器症候群(FUS)と呼ばれる症状を発症する可能性があります。
まとめ
ここまで、猫が食べれないものを紹介してきましたが、とても多い印象がありますよね。
猫を二匹飼っている管理人にとっても少し困る事ではありますが、猫の体調を管理するためにも、しっかりと順守しなければと思います。
ただ、NGとなっている食べ物も少量であればOK、良いとされている食べ物でも過剰摂取は駄目など、何事も加減を知ることで食べさせられる物の幅も広がります。
ここに掲載されている食べ物以外にも、いくつか食べてはいけないものがあるので、気になる方は更に詳しく調べてみるのも良いかもしれませんね。
※参考資料:野菜の種類~全60種以上を五十音順・画像一覧に~
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