これでもう迷わない!?猫にご飯をあげる時間や回数はどれくらいが良いの?
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ご飯をあげる回数は何回?
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次に、ご飯は1日何回に分けてあげると良いのでしょうか?
すでに、前項目で「朝と夜に分けてあげる」という一つの答えが出ていますが、猫がたくさん欲しがったり、飼い主が複数回に分けてあげるのが厳しい…なんて事も考えられます。
そこで、以下にご飯をあげる回数ごとに、それぞれのメリットやデメリットといった特徴をまとめてみたので、確認してみましょう。
1回(置き餌)であげる場合
まず、猫のご飯を1回ですべてあげてしまうと、どのような事が考えられるのでしょうか?
この、1回でまとめてご飯をあげることを一般的には「置き餌」と言い、飼い主にとっては手間が省けて非常に楽な方法となっていますが、猫にとってはあまり良い回数とは言えません。
その理由として、次の食事までの時間が長くなってしまう事が挙げられます。次の食事までの時間が長いと、猫に早食いの癖が付きやすくなり、ご飯を吐いてしまう可能性が高くなっています。(猫が吐く理由の記事はこちら)
ただ、数いる猫の中には1回で1日分の餌を置いても、自ら複数回に分けて食べる猫も存在します。
その場合、確かに早食いは避けられるかもしれませんが、長時間置いてあるご飯が酸化してしまい、結果的に猫の体に良くない食事となってしまいます…。
そのため、やむを得ない場合を除いてなるべく置き餌は控える様にしましょう。
2~3回に分けてあげる
出典:http://camera.at.webry.info/
では、1日にあげるご飯の回数を2回~3回に分けてあげるのはどうなのでしょうか?
これは、前項目の「ご飯をあげる時間」で朝と夜の2回に分けてあげるのが良いと述べている通り、これが最も適切な回数と言われています。
また、朝昼晩と3回に分けて食べさせたとしても、1回の食事量を均等に配分していれば大きな問題はないでしょう。
ただし、2回に分ける食事にも注意点があり、時間配分のバランスが悪く食事間が長すぎると、早食いや太りやすい体質の原因にもなり兼ねないので、注意しましょう。
4回以上に分けてあげる
次に、4回以上に分けてご飯をあたえると、どのような事が考えられるのでしょうか?
可能性として考えられるものの一つに、膀胱炎や尿結石になりやすいという事が挙げられます。猫は、食後に尿が酸性からアルカリ性に寄る傾向があると言われており、日に何度も食事を取ることで、長時間にわたり尿がアルカリ性寄りになる可能性が高くなります。
それにより、尿内の成分が結晶化し尿結石や膀胱炎になりやすいとされています。
ただし、これに該当しない場合のケースもあり、幼猫や老猫の場合は、体調管理のためであったり、一度の食事量が少なくなりがちなため、日に何度にも分けて食事を取る事も考えられます。
猫の年齢や体調により、食事回数を増やす事もあるため、一概に悪いとは言えませんが、健康で何も問題が無い成猫の場合は、食事回数をあまり増やし過ぎない方が良いでしょう。
まとめ
ここまで、猫にご飯をあげる時間や、その回数について確認してきましたが、これら内容は必ずしもすべての猫に当てはまるわけではありません。
一言に猫と言っても、幼猫や老猫、成猫、病気の猫、簡単に述べただけでも、これだけ様々な状況が考えられます。
そのため、1歳を過ぎた健康な成猫であれば、これら項目が当てはまる可能性が高いと言えますが、自身の愛猫の体調をしっかり見極めたうえで、食事の時間や回数を決める様にしましょう。
なお、以下にキャットフードの選び方やタイプに関する記事を掲載しておくので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?
コメント ( 3 )
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すごくイイ
イイですね
コメントありがとうございます^^
これからも、皆さんにとって少しでも分かり易く猫に関する様々な情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いします(*’-‘*)