メインクーンの性格や大きさって?マリーアントワネットも飼っていた?
本記事のポイント
- メインクーンを飼う前に知っておきたいこと
- メインクーンの性格と注意点
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目次
メインクーンの性格
メインクーンの性格まとめ
- 優しくて遊び好き
- 学習能力が高い
とても優しく人懐こい
メインクーンの性格は、大きくワイルドな外見とは裏腹に、飼い主と遊ぶ事が大好きで、とても優しく人懐こい性格の子が多くなっています。
また、学習能力が高く非常に賢い猫種と言われており、棚の戸を開けたり、水道の蛇口を開けるなど、その知能の高さにびっくりする事もあるんだとか…。
ただ、その知能は諸説ある生い立ちの中で、人間と共に生きる処世術として身につけたのでは!?とも言われています。なんにしても、その賢さには目を見張るものがありますね。
メインクーンと子供や動物の相性
メインクーンの相性まとめ
- 子供との相性は抜群
- 他の動物も受け入れやすい
子供にとても寛容
とても大きな体のため触りたがる子供も多いかと思いますが、メインクーンは心も非常に大きなため、抱き上げられたりすることもあまり苦にならないと言われています。
そのため、子供との相性も非常によく、海外でもファミリー層から非常に人気のある猫種となっています。
動物との相性も良い
すでに、先住猫や犬など他の動物を飼っている場合も、そこまで心配する必要はなさそうです。基本的に、気持ちも大きいので他の動物たちが居てもあまり気にしない性格なのだとか。
そのため、新しく迎える場合はメインクーンよりも先住猫の方を気に掛けた方が良いかもしれません。
メインクーンの体重や寿命
メインクーンの体重や寿命まとめ
- 平均体重は6kg前後
- 平均寿命は13歳
- 体長は1m前後まで成長
メインクーンの大きさ
では、メインクーンはどこまで大きくなる猫種なのでしょうか?被毛の長さや、がっちりとした体格から、見た目にも少し大きくなりそうな予想がされます。
そこで、以下にメインクーンの平均体重を雄(オス)と雌(メス)別に、それぞれ分けてまとめてみたので確認してみましょう。
○メインクーンの平均体重雌(メス) 3.5kg~5.5kg
メインクーンの平均体重はこのようになっており、雄(オス)で6.0kg~9.0kg、雌(メス)で3.5kg~5.5kgとなっています。これは、一般的な猫よりもかなり大きめの体重となっており、その特徴的な大きさから「ジェントルジャイアント」という呼び名もあるんだとか。
体長も非常に大きくなるようで、100cm(1m)まで成長するそう。これも、一般的な猫の大きさに比べると、かなり大きいと言えます。
ちなみに、メインクーンは2010年に世界最長の猫に認定されており、その際に計測された猫の体重は約12kg近くもあったそうです…。小さな子供並みの大きさですね!
メインクーンの寿命
次に、メインクーンの平均寿命は一体どれ程となっているのでしょうか?
これからメインクーンと暮らす予定の方、もしくはすでに暮らしている方にとって、寿命などは考えたくないところだとは思いますが、これも飼い主の責任と思い、把握しておくべき事と言えます。
そこで、メインクーンの平均寿命を以下にまとめてみました。
○メインクーンの平均寿命メインクーンの平均寿命は11歳~14歳となっており、一般的な猫の平均寿命が15歳前後とされているため、それよりも少し短くなっています。
ですが、飼い主が食生活や体調管理をしっかりしてあげる事で、平均寿命をはるかに超え24歳まで生きたメインクーンも存在したそうです。
メインクーンの飼い方と注意点
メインクーンの飼い方と注意点まとめ
- 皮脂が多めなのでブラッシングは忘れずに
- 活発に動くので遊び場は作ってあげる
- 遺伝性の肥大性心筋症に注意が必要
ブラッシングは欠かさずに!
ここまで、メインクーンの性格や寿命、体重や大きさについてまとめてきましたが、メインクーンを飼う上で、どのような点に注意すると良いのでしょうか?
まず、メインクーンの特徴として挙げられる長い被毛を綺麗に保つため、一日に二回程度のブラッシングは行うようにしましょう。
長毛種の中でも毛のもつれが少ない方と言われていますが、寒い地域での生活に耐えるため皮脂が少々多くなっています。清潔に保つためにも忘れずにブラッシングをしてくださいね。
運動スペースもあると良い
また、大きな体に見合わず運動量が多く、高いところへ登ることが好きなようです。そのため、キャットタワーを準備してあげると良いのですが、大きな体を支えられるだけの土台やスぺースも確保してあげるとさらに良いですね。
気を付けたい病気は?
メインクーンは体も大きく厳しい気候にも耐えることができる健康で丈夫な猫ですが、肥大性心筋症と呼ばれる心臓病に掛かり易いと言われているので、注意しましょう。
これは遺伝性の疾患で、血栓ができることで動脈を詰まらせ心不全や手足のしびれを引き起こします。食欲の低下、運動量の低下、心拍数や呼吸数の増加などの症状が見られた場合は、すぐに病院へ連れて行くようにしましょう。
また、発症理由などは明確になっていないのですが、ストレスを感じる生活を送っているとなりやすいと言われているので、ストレスを感じない生活環境を整えてあげる様にしましょう。
他にも、長毛種の猫に多く見られる「熱中症」や「毛球病」などにも注意が必要ですが、定期的なブラッシングや生活環境を整えてあげるだけで未然に防ぐことができるので、その辺も一緒に気を付けてあげてくださいね。
メインクーンの豆知識
メインクーンの毛色
綺麗な長毛が特徴的なメインクーンですが、毛色にはどのような種類があるのでしょうか?
大きく分けると「ホワイト」「ブラウン」「グレー」「ブルー」「シルバー」などがあり、模様はタビー(縞模様)が最も多く存在します。
他にも、「レッド」や「クリーム」「ブラック」など全部で30種類以上もの毛色があり、非常に多くの毛色から種類を選べるのもメインクーンの特徴でしょう。
なかでも人気の高い毛色は「ブルータビー」や「シルバータビー」と言われています。
ちなみに、目の色もブルーやグリーン、ゴールドやカッパー(薄いブラウン色)などがあり、これらを毛色と組み合わせると…数えきれないほどの種類が存在することになりますね。
メインクーンの画像
性格や毛色も気になりますが、やっぱり実際のメインクーンを見たいですよね!そこで、以下にInstagram上にアップされている画像をいくつかピックアップしてみたので、様々な種類のメインクーンを見てみましょう。
メインクーンの歴史
メインクーンの起源には諸説ありますが、11世紀ごろ海賊船の船猫として乗船していた1匹の猫が、ヨーロッパで脱走後に土着猫との交配で誕生した子猫がメインクーンの始まり、と言われています。
ただ、他にもカナダ地方の野生猫とアライグマの交配で誕生したと言う説。
クーン船長がペルシャ系もしくはアンゴラ系の猫を中国から北アメリカ東部沿岸地方に持ち込み、それが土着猫と交配し誕生したという説。
他にも、マリーアントワネットがアメリカに亡命しようとした際、可愛がっていたアンゴラ種の猫も連れて行こうとしましたが亡命は失敗に終わり、その際、猫だけはアメリカのメイン州のウィスカセット海岸にたどり着き、それが今のメインクーンの原型になったと言う説もあります。
このように、メインクーンの起源には様々な説がありますが、名前の由来がアメリカのメイン州の「Maine」とアライグマを意味する「Racoon」を合わせたものと言う事はわかっており、今ではメイン州の「州猫」として扱われています。
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