ブリティッシュショートヘアの性格や体重って?実は…アメショーのご先祖様って本当!?

本記事のポイント
- ブリティッシュショートヘアを飼う前に知っておきたいこと
- ブリティッシュショートヘアの性格と注意点
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目次
ブリティッシュショートヘアの性格
ブリティッシュショートヘアの性格まとめ
- 穏やかで頭がいい
- 必要以上のスキンシップは苦手
穏やかでおとなしい
ブリティッシュショートヘアはもともと、ネズミ捕りのプロとして育てられていたこともあり、非常にアクティブな性格の子が多そうに見えますが、実はとても穏やかでおとなしい性格の子が多くなっています。
また、あたまが良いため飼い主の言うことを理解し、手間を煩わせない事から人気の猫種となっています。
過度のスキンシップは禁物
ただ、基本的には自立心が強いため、あたまを撫でられたり抱っこされる事が好きではありません。
そのため、必要以上にスキンシップを図ろうとするとストレスを与えてしまう可能性が高くなっているので注意しましょう。
ブリティッシュショートヘアの体重や寿命
ブリティッシュショートヘアの大きさと寿命まとめ
- 体長は平均45cm前後
- 体重は平均5kg前後
- 平均寿命は15歳前後
ブリティッシュショートヘアの大きさ
さて、ブリティッシュショートヘアはどこまで成長する猫種なのでしょうか?子孫と言われているアメリカンショートヘアは、一般的な猫と同じ体重なので、それと同等程度の重さが予想されますが…。
そこで、以下に平均体重を雄(オス)と雌(メス)別に、それぞれ分けてまとめてみたので確認してみましょう。
○ブリティッシュショートヘアの平均体重雌(メス) 3.4kg~5.5kg
ブリティッシュショートヘアの平均体重は、雄(オス)で4.5kg~6.4kg、雌(メス)で3.4kg~5.5kgとなっており、やはり猫の平均体重と同等の重さとなっています。
体長は雄雌平均で40cm~50cm程度の大きさまで成長するそう。これも、一般的な猫の大きさと言えるでしょう。
ブリティッシュショートヘアの寿命
次に、平均寿命は一体どれ程となっているのでしょうか?
愛猫の寿命を知るというのも少し酷な話しではありますが、これも飼い主の責任として知っておくべき情報とも言えます。
そこで、以下に平均寿命をまとめてみたので確認してみましょう。
○ブリティッシュショートヘアの平均寿命ブリティッシュショートヘアの平均寿命は14歳~17歳となっており、一般的な猫の平均寿命が15歳前後とされているため、それよりもかなり長めと言えます。
また、現在では食事を管理してあげることで平均寿命を超えて生きる猫は数多く存在します。日頃から、体調管理をしっかりと行ってあげる様にしましょう。
ブリティッシュショートヘアと子供や動物の相性
ブリティッシュショートヘアの相性まとめ
- 子供との相性はあまり良くない
- 他の動物も難しい
1年以上慣れないケースも
子供が居る家庭の気になるポイントとして、子供に慣れてくれるか等の問題がありますよね。
ブリティッシュショートヘアは、性格の項目でも説明した通り、過度なスキンシップをあまり好みません。そのため、スキンシップを好む子供たちとの相性はあまり良くないでしょう。
中には、2年以上慣れてくれなかったという事例も見られたので、子供が居る家庭にはあまりお勧めな猫種ではありません。
動物との相性も良くない
先住猫や他のペットとの相性も、あまり良くないでしょう。先住猫が居た場合、警戒したり威嚇することが多く、これもまた慣れるまでに1年以上掛かったという事例もあります。
そのため、すでに何頭か飼っている方は、先住猫のことを考えた上でも難しいかもしれません。
ブリティッシュショートヘアの飼い方と注意点
ブリティッシュショートヘアの注意点まとめ
- 食事の管理に気を付ける
- ブラッシングは1日1回でOK
- 病気にはなりずらい
太りやすいので注意!
ここまで、ブリティッシュショートヘアの性格や平均的な体重・寿命についてまとめてきましたが、これから一緒に暮らす上で注意すべき飼い方などはあるのでしょうか?
小さな頃は運動量も多く、よく動き回るため上下運動のできるキャットタワーやおもちゃを準備しておくと良いでしょう。
ただ、成猫になるにつれ運動量が落ち、さらに元々が筋肉質の体型をしているため動かなくなると少し太りやすい体質となっているので、食事の管理は必須となってきます。
気になる被毛の手入れですが、短毛種なのでブラッシングは1日1回程度で問題ないでしょう。
気を付けたい病気は?
ブリティッシュショートヘアは誕生してからの歴史も長く、目だった遺伝性の疾患も少ない猫種のため、病気に関する大きな心配はないでしょう。
ただし、飼い方の項目でも説明していますが、成長するにつれ太りやすい傾向にあります。そのため「糖尿病」や「慢性腎不全」には注意が必要です。
糖尿病に掛かると、水を大量に飲む、体重の減少、頻尿などの症状が現れ、元気がなくなり嘔吐する場合もあります。いつもと様子が違ったら、必ず病院で受診してください。
もう一つの病気、慢性腎不全に掛かっても目だった症状は無く「水をよく飲み尿の回数が増える」事くらいしか変化がないそうです。ただ、これを放置しておくと老廃物をうまく排泄することができない「尿毒症」に掛かる可能性が高くなっているので注意が必要です。
病気に掛かりずらいとはいっても、絶対病気にならないわけではありません。日ごろから食事の管理等をしっかりと行い、長生きできるように健康管理をしてあげましょう。
ブリティッシュショートヘアの豆知識
ブリティッシュショートヘアの豆知識まとめ
- 非常に多くの毛色が存在する
- アメリカンショートヘアの祖先と言われている
- チェシャ猫のモデルになった
ブリティッシュショートヘアの毛色
ロシアンブルー、コラットに続く「ブルーキャット御三家」のブリティッシュショートヘアですが、毛色はどんな種類があるのでしょうか?
毛色は「ブルー」「ホワイト」「クリーム」「ブラック」「レッド」「ブラウン」など、様々なバリエーションが存在し、単色だけではなく「クリーム&ホワイト」や「ブルー&ホワイト」などの混色も認められています。
また、「タビー系(縞模様)」や「キャリコ(三毛猫タイプ)」などの配色パターンも認められていますが、唯一「スポット柄」だけは認められていないそうです。
気になる人気の毛色ですが、ブリティッシュショートヘア独特のブルー色は「ブリティッシュブルー」と呼ばれるほど代表的な毛色なので、おのずと人気の毛色もブルー色となっているようです。
キャットショーやモデルとして撮影されるブリティッシュショートヘアがほとんどブルー色なのも、代表的な色だからなのかもしれませんね。
ブリティッシュショートヘアの画像
性格や毛色も気になりますが、やっぱり実際のブリティッシュショートヘアを見たいですよね!そこで、以下にInstagram上にアップされている画像をいくつかピックアップしてみたので、様々な種類のブリティッシュショートヘアを見てみましょう。
ブリティッシュショートヘアの歴史
ブリティッシュショートヘアの歴史はとても古く、古代ローマ帝国がイギリスを襲撃する際(2世紀頃)に、ネズミなどの害虫駆除要員として連れていた猫が始まりとされ、イギリスでは最も古い猫種であると言われています。
1870年代に入ると、イギリスは自国の猫の品種確立に力を入れ始め、ネズミ捕りにおいて優秀な個体を選択し繁殖されていたブリティッシュの改良が進められました。
当時は、ペルシャ等の長毛種と交配が行われていたため長毛タイプの子も誕生していましたが、現在ではペルシャとの交配は行われなくなったため、短毛種のものが主となっています。ただ、稀に長毛種タイプの子が生まれてくるため、ブリティッシュロングヘアーやブリタニカと呼ばれ別の品種として確立されています。
ちなみに、1620年頃アメリカへ移民する人々が利用したメイフラワー号に乗っていたとされており、アメリカンショートヘアの基礎となった猫とも考えられています。また、童話「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫のモデルになった猫がブリティッシュショートヘアだと言われています。
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