ミヌエットの性格や体重って?実はマンチカンとペルシャのハイブリッド種?
本記事のポイント
- ミヌエットを飼う前に知っておきたいこと
- ミヌエットの性格と注意点
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目次
ミヌエットの性格
ミヌエットの性格まとめ
- ペルシャに似て甘えん坊
- マンチカン同様の好奇心も持つ
- 過度なコミュニケーションは苦手
甘えん坊で好奇心が旺盛
日本国内において、まだまだ希少種に分類されるミヌエットですが、性格はペルシャに似てとても甘えん坊で飼い主に従順な性格の子が多くなっています。
また、マンチカンと同様の好奇心を持ち合わせているため、おもちゃで遊ぶことはもちろん、他の動物にも興味を示す事があるなど、元気いっぱいの猫となっています。
マイペースな一面も
ただ、少しマイペースなところがあるため、必要以上に抱っこをする等のコミュニケーションは控えるようにしましょう。
その見た目の可愛さから、思わず構いたくなる気持ちもわかりますが…ストレスを与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
ミヌエットの体重や寿命
ミヌエットの大きさと寿命まとめ
- 体長は平均35cm前後
- 体重は平均3kg前後
- 平均寿命は13歳前後
ミヌエットの大きさ
さて、ミヌエットはどこまで大きくなる猫種なのでしょうか?血を濃く継ぐマンチカンと同程度であれば、そこまで大きくならないと思うのですが…。
そこで、以下に平均体重を雄(オス)と雌(メス)別に、それぞれ分けてまとめてみたので確認してみましょう。
○ミヌエットの平均体重雌(メス) 2.3kg~3.4kg
平均体重はこのようになっており、雄(オス)で3.0kg~4.0kg、雌(メス)で2.3kg~3.4kgとなっています。やはり、一般的な猫の体重よりもかなり軽めという事がわかります。
体長は雄雌平均で30cm~40cm程度の大きさまで成長するそう。これも、一般的な猫の大きさと比較すると小さめとなっています。
ミヌエットの寿命
次に、ミヌエットの平均寿命は一体どれ程なのでしょうか?
寿命を知りながら愛猫を飼うと言うのも、飼い主にとっては少し酷なことではありますが、これも飼い主の責任としてしっかり把握する必要があります。
そこで、以下に平均的な寿命をまとめてみました。
○ミヌエット(ナポレオン)の平均寿命ミヌエットの平均寿命は12歳~14歳となっており、一般的な猫の平均寿命が15歳前後とされているため、それよりも少し短めの寿命となっています。
ただ、今は医療や食文化が確立してきているため、普段から体調管理等を行うことで平均寿命を超えて長生きする可能性は十分に考えられます。
ミヌエットと子供や動物の相性
ミヌエットの相性まとめ
- 子供も動物も相性は良い
子供との相性は良い
子供が居る家庭でも、ミヌエットは問題なく対応してくれます。もちろん、個体差はあるので少し時間の掛かる子もいるかもしれませんが、ずっと慣れないという事は無いでしょう。
そのため、海外においてもミヌエットはファミリー層から人気の猫種となっています。
動物との相性も良い
性格の項目でも話した通り、ミヌエットは基本的に甘えん坊な性格の子が多いため、他の動物であっても親交を図ろうとします。
そのため、先住猫がいる場合でも、犬など他の動物がいる場合でも柔軟に対応してくれることが考えられます。
ミヌエットの飼い方と注意点
ミヌエットの注意点まとめ
- 運動が不足すると太りやすい
- 基本的には病気になりずらい
肥満に注意!
ここまで、ミヌエットの性格や体重、寿命、相性についてまとめてきましたが、一緒に暮らす上で何か注意すべき点はあるのでしょうか?
ミヌエットは、身体こそ小さいもののとても筋肉質な体型となっています。そのため、ある程度の運動ができる環境を整えたり、日ごろから食事の管理を行わないとすぐに太ってしまう傾向にあります。
そのため、上下運動が可能なキャットタワーを準備したり、定期的におもちゃで遊んであげるなどの対応を意識する様にしましょう。
ブラッシング等の手入れは、短毛種であれば日に1回程度、長毛種であれば日に2回程度のブラッシングをしてあげると良いでしょう。
気を付けたい病気は?
ミヌエットはマンチカンやペルシャの混血種(ハイブリッド)なので、基本的には病気などにかかりにくい猫種と言われています。
ただし、一切病気にかからないかと言われると、そうではありません。ペルシャ系に多くみられる、拡張型心筋症や肥大型心筋症など遺伝性および先天性疾患に掛かる可能性も十分に考えられます。
また、ペルシャ系に多い「流涙症(常に目の周辺に涙があふれている状態)」に掛かる子もいるそうなので、目だった運動もしていないのに息苦しそうにしていたり、目の下が常に涙で濡れて汚れた状態になっていたら、すぐに病院へ連れていき診察をしてもらいましょう。
そうならないように、日ごろから食事や体調の管理を行うことで事前の予防策にもなりますが、先天性のものはわかっていても防ぎようがない場合もあります。
そのため、いつも気にかけてあげることで、変わった症状にいち早く気付いてあげることが一番の対策になります。
ミヌエットの豆知識
ミヌエットの毛色
比較的、新しい猫種のミヌエットはどんな毛色が人気なのでしょうか?ミヌエットの毛色はバリエーションが豊富で、「ホワイト」「ブラック」「ブルー」「クリーム」「チョコレートブラウン」「シルバー」「フォーン」などなど、非常に多くの毛色が認められています。
また、単色系はもちろんですがタビー(縞模様)のバリエーションも多く、ホワイト&クリームタビー、シルバータビー、ブラウンタビー、ブルータビー…などなど、タビー系も非常に多く存在します。
そんな中でも特に人気かつ希少種なのが、単色のホワイトと言われています。ホワイトで単色のミヌエットは非常に珍しくかつ綺麗な姿をしているため、中には通常の1.5倍~2倍近くで取引されていることもあるのだとか。
日本国内でミヌエットはまだまだ希少種のため、見かけること自体が少ないかもしれませんが、もしも…どんな毛色のミヌエットでも見かけることがあったら非常に貴重な猫種なので、家族に迎え入れることを考えてみても良いかもしれませんね!
ちなみに、HKT48の、さっしーこと指原莉乃さんがミヌエットを飼っていることはご存知でしたか?もし、興味があればこちらの記事もご覧になってみてください。
ミヌエットの画像
色々な情報を掲載してきましたが、やっぱり実際のミヌエットを見たいですよね!そこで、以下にInstagram上にアップされている画像をいくつかピックアップしてみたので、様々な種類のミヌエットを見てみましょう。
ミヌエットの歴史
ミヌエットの起源は1996年、バセットハウンドのブリーダーである、ジョセフ・B・スミス氏が「マンチカン」と「ペルシャ、ヒマラヤン、エキゾチックショートヘア」などを交配させ誕生した猫種となっています。
彼はもともとマンチカンのファンでしたが、より魅力的な猫種を作り出そうと、マンチカンの特徴である短い脚が長くなってしまうリスクを恐れず、新種の開発を始めたのがきっかけと言われています。
そうして約15年もの期間、改良や研究が行われた結果、誕生したのはマンチカンの様に短く可愛らしい脚に、ペルシャのように綺麗な被毛を持つ猫でした。
現在では、TICA(The International Cat Association)にも新猫種として正式に認められていますが、まだまだミヌエットを新種の猫として認めない団体も多数存在するため、ミヌエットの知名度が低いうえに、日本国内での頭数が少なく、かなり希少種の猫となっています。
なお、2015年に入り「ナポレオン」という名前から「ミヌエット(Minuet)」という名称になったため、この記事では新名のミヌエットの名で進めています。
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