猫がふみふみする5つの理由とは?ふみふみの条件って?
本記事のポイント
- 猫がふみふみする5つの理由
- 条件を満たしてもやらない猫はいる
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目次
猫が見せる可愛いしぐさ「ふみふみ」。あのシーンを見てしまうと、思わず誰もがニヤけてしまいますよね!
猫を飼っている方の中には、実はこのふみふみをしてもらいたくて猫を飼い始めた…なんて方もいるのではないでしょうか?
ただ、このふみふみはすべての猫がやるわけではないため、なぜするのか?条件はあるのか?など、気になる方も多いですよね。
そこで今回は、猫がふみふみをする理由やその条件についてまとめてみました。
猫がふみふみする意味や理由とは
ふみふみの理由まとめ
- 幼いころの環境や愛情表現
- 自身へのリラックス効果など
出典:http://puckylog.blog.fc2.com/
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猫がクッションや毛布を噛みながら、また、時には人の胸やお腹やの上でモミモミする可愛いしぐさですが、一体なぜこのような行動を取るのでしょうか?
その理由には様々な説が存在しますが、以下に、主な理由とその意味をまとめてみたので確認していきましょう。
授乳期に見せる行為の名残
まず、一つ目の理由として「授乳期に見せる行為の名残」が考えられます。
これは、子猫がお母さん猫からおっぱいをもらうとき、ミルクの出がよくなるように両手でおっぱいを押しながら乳腺を刺激する行為の事で、ほとんどの猫が小さい頃に経験していると思います。
本来、この行為は生後10週~11週を過ぎた頃から徐々にやらなくなってくるのですが、うまく乳離れが出来なかった猫がこの行為をやり続ける傾向にあります。
その際、大人になっても飼い主に対しては子供の気分でいる子が多く、「甘えたいとき」「毛布や敷物などの温もりを感じた時」に、このモミモミ行動が出ると言われています。いわゆる「赤ちゃん返りの一つ」と捉えて良いかもしれませんね。
最大級の愛情表現が理由の場合
次に、猫ができる最大の愛情表現を飼い主に伝えている場合が考えられます。
これは、飼い主にとってこの上ない喜びの一つで、「抱っこをした時」「背中に乗ってきた時」「お腹や胸の上に乗せた時」に、やる事が多くなっています。
このふみふみ行動は、母親を連想させられるくらい好きな人や安心できる人にしかやらないため、嫌いな人や慣れない人には絶対にやらない行為と言っても過言ではありません。
そのため、愛猫があなたの背中やお腹に乗ってこの行為をしてきた時は、猫が出来る最大の愛情表現をしてくれていると思って良いでしょう。
マーキング行為が理由の場合
次に、猫が自分の縄張りを示す際に行うマーキング行為が考えられます。
これは、甘えん坊な性格が特に多い雄(オス)猫によく見られる行動で、唾液や足の裏の臭腺から出る自分の臭いを相手に付ける事で「これは僕のお母さんだ!」「これは僕の飼い主様だ!」と誇示する目的があります。
そのため、この行為も好きな人や安心できる人にしか行わない行動なので、もしも愛猫にふみふみをされたら、愛情たっぷりでその気持ちに応えてあげて下さいね。
気持ちをリラックスさせるため
まだあります。次に考えられるのは、リラックスするためです。
何となく気付いている方はいるかもしれませんが、猫は睡眠前や寝起きにふみふみをすることが多くなっています。これは、寝る前に気持ちを落ち着かせてから心地よく眠るための準備であったり、寝起きで寝ぼけまなこのなか、母猫に甘える気持ちでふみふみをしていることが考えられます。
寝る前や寝起き直後に、お気に入りの毛布やクッションでふみふみしているところを見かけたら、気持ちをリラックスさせているかもしれないので、そっと見守ってあげてくださいね。
ちなみに、ふみふみの途中で体を触ってしまうと気分が削がれ、途中で行動を止めてしまう子もいるので気を付けてくださいね。
ストレスが理由の場合
最後に考えられる理由として、寂しさなどのストレスからくるふみふみが考えられます。
ストレスと言っても、イライラする方のストレスではなく主に「寂しい」などの気持ちを感じた時がほとんどです。そのため、寂しがり屋な猫に多く見られます。
この場合「ウールサッキング」と言って「ふみふみしながら毛布やクッションを食べてしまう」特徴があります。この行動への対策は特にないのですが、寂しさからくることがほとんどなので愛情をたくさん注いであげるようにしましょう。
猫がふみふみする条件とは?
このように、幼いころの名残であったり、飼い主への愛情表現の一つとして見られる行動ですが、もちろんこれをやらない猫も多く存在します。
ただ、飼い主として一度はふみふみされてみたいもの…。そこで、以下に猫がふみふみする条件を一覧でまとめてみたので、確認してみましょう。
○考えられるふみふみの条件一覧- うまく乳離れができていない
- 母猫のお腹と同程度の柔らかさがある
- 安心できる場所であること
- 安心できる臭いがあること
もちろん、これら条件をすべて満たしていなくてもやってくれる、もしくは更に条件が追加される事も考えられますが、猫がふみふみをする主な条件として、以上の項目が考えられます。
そのため、条件に挙げられている「うまく乳離れができていない」「安心できる臭いや場所」は、猫自身の生い立ちや感覚により大きく左右するため、飼い主がコントロールする事は難しいと言えます。
ちなみに、飼い主の中には「ふみふみをしてくれないのは嫌われているからでは?」と心配に思っている方もいるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
理由や条件を見てわかる通り、うまく乳離れを出来た猫はふみふみをする可能性が低くなりますし、そもそも必ず行うというものでもありません。
そのため、ふみふみをしてくれなくても、愛猫はあなたのことを大好きなはずなので、あなたも愛情たっぷりで接してあげましょう。
猫はいつまでふみふみするの?
ふみふみするための条件はわかりましたが、そうは言ってもなかなか見られない人も多いですよね。そうなると、猫たちがいつまでふみふみしてくれるのか気になるところ…。
もちろん個体差はありますが、ほとんどの猫は3歳までにふみふみしなくなるケースが多くなっているようです。
ただ、これは親離れがうまく行った時に考えられるパターンなので…子猫のころから飼い始めることが多い現代では該当しない事の方が多いかもしれません。
つまり、成猫になろうがいくつになってもふみふみし続ける猫の方が多いのではないかということです。
性格も大きく関係すると言われているので、こればかりは猫に直接聞いてみないことにはわかりませんね!
まとめ
ここまで、猫がふみふみする意味や理由、その条件について確認してきましたが、いかがだったでしょうか?
赤ちゃん返りやストレスを感じたときなど、様々な理由がありました。あの可愛らしい顔でふみふみされたら…誰もが笑顔になりますよね。あなたが、もしそんなシーンに遭遇したら、たくさんの愛情で答えてあげて下さいね!
猫のふみふみ動画
最後に愛らしいふみふみ動画を掲載しておくので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
※「ふみふみ もみもみ?かわいい猫」
※「ふみふみ×2なねこ。」
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