猫がお尻歩きをしている…?考えられる原因や対策とは?

猫の豆知識

猫のお尻歩きとは

飼っている猫が床におしりをこすりつけて歩くしぐさ。見ている分にはとてもかわいいので、ついつい写真に収めてしまう飼い主さんも多いのでは?



でも、その頻度が高いと「体の調子でも悪いのかなぁ…」と不安になりますよね。そこで今回は、猫がお尻歩きをする原因と対策についてご紹介していきます。


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猫がお尻歩きをする原因

座ってこちらを見る猫

肛門腺からの分泌が弱くなっている

猫のお尻には、肛門から斜め下、時計でいう「4」と「8」の数字の位置に「肛門嚢(こうもんのう)」という袋があります。

そして、その中には「肛門腺(こうもんせん)」と呼ばれる分泌器官があるのですが、実は猫のお尻歩きは、この肛門嚢でつくられる分泌液が、肛門腺からうまく排出されないことで起こると言われています。

一般的に肛門嚢の中にある分泌液は、マーキングの時や排泄の時に一緒に排出されます。ですが、その働きが弱くなると、分泌液がうまくお尻から外に出なくなり、肛門嚢にどんどん溜まっていってしまうのです。

すると、お尻がムズムズしたり、かゆくなったりするため、猫はそれが気になってお尻歩きを行なうようになります。


特に家猫は肛門腺の分泌が弱くなりがち

キーボードに座る猫

お尻歩きは、外に出ることが少ない家猫によく見られ、これには家猫の生活環境が関係しています。

はっきりとしたことはわかっていなのですが、肛門嚢の中にある分泌液は、興奮状態である時に排出が促されると言われています。つまり、ストレスが溜まっていたり、驚いたりした時は、分泌液がスムーズに肛門から外に出やすくなるというわけです。


基本的に外にいる猫は、他の猫との接触があり、興奮状態になることが多いですよね。そのため、分泌液がうまく排出される傾向にあります。

一方、家猫は、他の猫との接触がほとんどなく、興奮状態になることが少ないので、個体によって異なりますが、分泌液が排出されにくくなるのです。

肛門腺の分泌液は、溜まっていくと思わぬ病気につながる可能性があります。その病気については、次の項目でしっかりチェックしていきましょう。

放っておくと思わぬ病気に…

おっさん座りをする猫

肛門嚢炎(こうもんのうえん)を発症する

分泌液をうまく外に出せないでいると、肛門嚢炎を発症してしまうことがあります。肛門嚢炎は、肛門嚢の中に分泌液が溜まり過ぎて、炎症を起こす病気のことを言います。

肛門嚢炎はひどくなると、お尻の周辺に赤みが出たり、腫れたりします。また、痛みも伴いますので、食欲がなくなったり、元気がなくなる等の特徴も見られます。

お尻歩きを続けていた猫が、急にごはんを食べなくなったり、だるそうにしていたら、肛門嚢炎を発症している可能性がありますので、肛門をチェックするなど、飼い主さんのほうから気にしてあげるようにしましょう。


肛門嚢が破裂する

分泌液が溜まっているのにもかかわらず、それを放置していると、肛門嚢が破裂することもあります。肛門嚢が破裂すると、お尻に傷がついたり、そこから細菌が入り、炎症がさらにひどくなったりしますので注意が必要です。


猫のお尻歩きは病院で対策!

道端に座る猫

避妊手術や去勢手術を行なう

肛門嚢の中に分泌液が過剰に蓄えられることによって、かわいい猫が病気になることを考えると、お尻歩きをし始めた時点で何とか対策していきたいですよね。そこでオススメとなるのが、病院で診察してもらう方法です。

自分で対策する方法として、よく「肛門腺の分泌液を絞り出す」ということを耳にしますが、肛門嚢は排泄に関わるところのため、とてもデリケートです。また、素人が触って逆に猫を傷つけてしまうリスクを伴います。

やはり、病院で医師に診てもらうのが、猫にとっても飼い主さんにとっても一番安心できる方法です。飼っている猫がお尻で歩くしぐさをしたら、ぜひ一度病院で診察してもらうようにしましょう!

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