ベンガル猫の性格や大きさって?猫界を救うために産まれてきた!?
ベンガル猫の歴史
ベンガル猫は白血病に掛かりにくい?
ベンガルは、「家猫」とアジアンレパードキャットと呼ばれる「ヤマネコ」を交配した結果生まれた猫で、その見た目にわかる通り、野性味を強く残した猫種となっています。
もともとは、1970年代に猫の白血病に対して先天的な免疫力を持つと言われる、アジアンレパードキャットからワクチンを採取しようと試みた事が始まりとなっており、その際に短毛種の猫をメインとし交配が行われました。
交配が行われた猫は「アビシニアン」「アメリカンショートヘア」「エジプシャンマウ」「シャム猫」等の猫種と交配が行われたと言われており、その際に産まれた猫達が現在のベンガルの原型となっています。現在では、ベンガルを基本としオシキャットやシャム猫と交配させ、新種の猫を誕生させる活動も行われているようです。
ちなみに、ヤマネコなど一部の野生の猫は白血病に抗体のある血を強く引いていると言われており、その事からベンガルは猫の白血病に掛かりにくい猫と言われています。
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目次
ベンガル猫の性格
見た目と真逆の性格!?
そんな、野生の血を色濃く引き継いでいるベンガルの性格は、その見た目のワイルドさから、人に懐く事が無さそうに見えますが、実は大人しく温厚な性格の子が多くなっています。
他にも、とても社交的で賢い一面を持っており、飼い主が呼びかけると返事をしたり、甘える素振りを見せるなど、フレンドリーで飼いやすい猫種となっています。
また、ヤマネコの血を濃く継いでいるせいか、水に濡れることを嫌がらず、水遊びをする事が好きなベンガルも多いと言われています。
この野性味あふれる見た目と、実は社交的で甘えん坊な性格のギャップがたまらないと、大変人気の猫種となっています。
ベンガル猫の毛色
毛色も模様も3種のパターンが存在
野性の見た目を強く残し、美しい模様を持つベンガル猫ですが、毛色にはどんな種類があるのでしょうか?
大きく分けると「ブラウン」「シルバー」「スノー」の3種が公認されており、ブラウンをベースとしたベンガル猫が最も多くみられる毛色となっています。
スノー色のベンガル猫は、ホワイトの毛色をベースにブラウン色の柄を持ち、見た目がユキヒョウに似ていることから「スノーベンガル」と呼ばれるようになったそうです。シルバー色のベンガルは近年新しく公認された毛色で、非常に珍しい毛色となっています。
また、毛色は三種ですが、柄は単色でヒョウ柄のような斑点がある「スポテッド柄」、2色以上の色が混ざり合った斑点を持つ「ロゼット柄」、斑点柄とは違い被毛全体の色が混ざり合った模様の「マーブル柄」の三種の模様も公式的に認められています。
ブリーダーのサイトやお店でよく見られるのは「ブラウン&スポテッド」の組み合わせで、シルバーやスノーの毛色を持ち模様が色濃く出ている猫種は非常に珍しく、あまり見かけることが少ない種類となっています。
ベンガル猫の平均体重
どれくらいの大きさになるの?
ベンガルは、どこまで大きくなる猫種なのでしょうか?直系の祖先であるアジアンレパードキャットは、平均して3.0kg~6.0kg程度の大きさとなっており、ベンガルもそこまで大きくなるという事はなさそうですが…。
そこで、以下にベンガルの平均体重を雄(オス)と雌(メス)別に、それぞれ分けてまとめてみたので確認してみましょう。
○ベンガルの平均体重雌(メス) 3.1kg~6.0kg
ベンガルの平均体重は、雄(オス)で4.6kg~7.5kg、雌(メス)で3.1kg~6.0kgとなっており、アジアンレパードキャットよりも少し大きめのサイズであると言えます。
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