アメリカンカールの性格や毛色って?まさか…もとは野良猫だった!?
アメリカンカールの歴史
もとは野良猫だった?
アメリカンカールは、1981年にアメリカのカリフォルニア州のルーガ夫妻の元に、2匹の猫が迷い込んできた事がきっかけで誕生しました。
その、迷い込んできた猫の被毛が美しく、耳が後ろにカールしている特徴を持つ事から、迷い猫の一匹に「シュラミス(黒い美人)」と名付け、ルーガ夫妻はさっそく交配に取り掛かかりました。
その後、産まれてきた4匹の子供のうち、2匹の耳が外向きにカールしていた事から、この特徴は遺伝性のものであることが分かり、新品種として確立される事になりました。
また、当時は一部の猫愛好家や学者から後ろにカールした耳は奇形であると議論されていましたが、イギリスの学者ロイ・ロビンソン氏がアメリカンカールを分析した結果、奇形はなく優性遺伝であること、遺伝疾患を伴わないことなどがわかりました。
そして、アメリカンカールが誕生してから約30年ほどが経ちますが、まだまだ新しい猫種という事で品種改良も行われており、耳が後ろにカールしていない個体も誕生しています。ちなみに、耳が後ろにカールする確率は50%以上あるのだとか。
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アメリカンカールの性格
留守番が得意!?
そんな、野良猫だった経歴をもつアメリカンカールの性格は、愛敬たっぷりで大人しく、非常にしつげがしやすい性格として有名です。
人間に警戒する事が少なく、人に寄り添う事が好きな性格なので、猫が少し苦手…という方もアメリカンカールなら好きになれるのではないでしょうか?
また、アメリカンカールはイタズラをする事が少ないことから、一人暮らしの方や、家を空けることが多い方など、留守番をさせるにはうってつけの猫と言えます。
ただ、いつも一人にさせておくのではなく、時にはたくさん甘えさせてあげることも忘れない様にしましょう。
アメリカンカールの毛色
全ての毛色や被毛が認められている!
後ろにカールした耳がとっても可愛らしいアメリカンカールですが、毛色にはどんな種類があるのでしょうか。
色は主に「ホワイト」「シルバー」「ブラック」「ブラウン」「ブルー」などがありますが、固定の毛色だけが認められているのではなく全ての毛色がアメリカンカールとして認められているそうです。
そのため、単色系以外にもシルバータビーやブラウンタビーなど、タビー系(縞模様)の毛色も数多く存在します。
また、毛色だけではなく被毛の長さも「長毛タイプ」と「短毛タイプ」に分けられており、これもまたどちらのタイプでもアメリカンカールとして認められているそうです。
アメリカンカールの画像
アメリカンカールの様々な情報を掲載してきましたが、やっぱり実際の画像を見たいですよね!そこで、以下にInstagram上にアップされている画像をいくつかピックアップしてみたので、様々な種類のアメリカンカールを見てみましょう。
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