ラグドールの性格や大きさって?世界的な知名度の裏には、人の欲望が…。

猫図鑑

ラグドールの歴史

ビジネスに利用された過去…

 ラグドールは、1963年にアメリカのカリフォルニア州に住むアン・ベイカーというブリーダーが、「ペルシャ」と「バーマン」を交配させた事により誕生しました。

 その際、アン・ベイカーは産まれてきた猫達の魅力に自信を持ち「自らが設立した組織IRCAに登録したブリーダーにしかその名前を使わせない」という、フランチャイズの様な体制を設けました。


 結果的に知名度は世界中に広がったものの、その厳しい規制に疑問を持った夫婦が、フランチャイズ契約を行わずに譲り受けた子猫で「ラガマフィン」を作出したんだそうです。

 その後、彼女が設立したIRCAという組織は20世紀後半に分裂し、初期の作出者以外のブリーダー達によって、現在のラグドールが形作られることになりました。

sponsored link

人気記事ランキング

ラグドールの性格

こちらを見つめるラグドール

優しくおおらか

 そんな、少し複雑な過去を持つラグドールの性格は、とても大らかで優しい性格の子が多くなっています。

 また、ラグドールという名前には「ぬいぐるみ」という意味が込められていますが、その名前の通り抱きかかえられる事にもほとんど抵抗する事がなく、子供からも人気の猫種となっています。

猫を抱っこするアライグマ

 また、狩猟本能がそこまで激しくない為か、爪を出して引っ掻く事が少なかったり、大きな声で鳴いたりする事もなく、激しい運動をあまり好まない子が多いのだとか。

 ただ、大人しく激しい運動を好まないと言っても飼い主と遊ぶことは好きなので、たくさん遊んでコミュニケーションを取るようにしましょう。

ラグドールの毛色

トーティカラーのラグドール

人気の毛色はブルーポイント

 長毛が綺麗なラグドールですが、毛色にはどんな種類があるのでしょうか?

 ラグドールの被毛は主に「シール(濃い目の茶色)」「ブルー(濃い目のグレー)」「レッド(薄く赤み掛かった茶色)」「ライラック(薄く青み掛かったグレー)」「クリーム」などなど…非常に多くの毛色が存在します。


 また、毛の模様にもいくつか特徴があり、足先が白く靴下を履いているような模様を「ミテッド」。2色の色がハッキリと分かれている模様の「バイカラー」。

 バイカラーとは異なり、2色の色が混ざり合っている模様の「トーティ」。顔や手足、尻尾など、様々な箇所にアクセントとしてカラーが入る「ポイント」など、模様にも様々なバリエーションが存在します。

 中でも人気の毛色がブルーポイントとなっており、海外においても非常に人気の高い種類となっています。

ラグドールの平均体重

散歩するラグドール

どれくらいの大きさになるの?

 さて、ラグドールはどこまで大きくなる猫種なのでしょうか?しっかりとした骨格をしているので、それなりの大きさになる事が予想されますが…。

 そこで、以下に平均体重を雄(オス)と雌(メス)別に、それぞれ分けてまとめてみたので確認してみましょう。

ラグドールの平均体重
雄(オス) 5.2kg~7.3kg
雌(メス) 4.3kg~5.5kg

 ラグドールの平均体重は、雄(オス)で5.2kg~7.3kg、雌(メス)で4.3kg~5.5kgとなっており、平均的な猫の大きさよりもかなり重いと言えます。

 そのため「世界一体重の重い猫」とも呼ばれており、なかには10kgを超えるほど成長する猫も存在するんだとか…。これは、人間で言う2~3歳児と同じ大きさになります。

ラグドールの平均寿命

ラグドールの子猫達

一緒に暮らせる期間

 次に、平均寿命は一体どれ程となっているのでしょうか?

 ラグドールを飼おうと考えている方、もしくはすでに飼っている方にとって平均寿命などは考えたくないところだとは思いますが、これも飼い主の責任として、しっかり把握しておくべきポイントです。

 そこで、以下に平均寿命をまとめてみたので確認してみましょう。

ラグドールの平均寿命
14歳~16歳

 ラグドールの平均寿命は14歳~16歳となっており、一般的な猫の平均寿命が15歳前後とされているため、それよりも長いことがわかります。

ラグドールの飼い方と注意点

マウスを枕にして寝るラグドール

キャットタワーは低めでOK!

 ここまで、ラグドールの歴史や性格、平均的な体重や寿命についてまとめてきましたが、これから一緒に暮らす上で注意すべき点などはあるのでしょうか?

 ラグドールは基本的に体が大きいため、高い所に登る事があまり得意ではありません。そのため、キャットタワーを設置するにしても少し低めにし、その重さに耐えられる物を設置する様にしましょう。

 ただし、生後数か月~3歳くらいまでは普通の猫と同様、活発に動き回ることがあります。そのため、子猫のうちは走り回れる環境を整えてあげると良いでしょう。

 成猫になってからは、食事の管理をしてあげないと下腹がぽっこり出てくるなど、肥満の原因にもなるので、日ごろからご飯のあげ過ぎには注意しましょう。ブラッシングは1日に1回程度、最低でも週の半分以上はブラッシングやコーミングを行う様にしてください。


気を付けたい病気は?

 ラグドールはそのしっかりとした身体のお陰か、遺伝性の疾患が比較的少ない猫種と言われています。

 ただし、全く心配が不要かと言われるとそうではなく、ラグドールの基礎となっているペルシャの遺伝か「肥大性心筋症」に掛かる可能性が高いと言われています。

 この肥大性心筋症に掛かると、心臓の筋肉が年齢とともに衰え全身に血液が行き渡らなくなり、命に関わる重篤な問題になりかねません。

 この病気は遺伝性によるところが大きいため、ラグドールを譲り受ける際は親猫に疾患が無かったか等を確認するようにしましょう。そして、迎え入れた後は定期的に検診を受けさせ、何かあっても早期発見できる環境を整えることをおススメします。

 他にも、長毛種なので皮膚炎や毛球症に掛かる可能性もありますが、定期的なブラッシングやコーミングをすることが予防策にもなるので、面倒くさがらずしっかりとケアしてあげましょう。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

※コメントは管理人の承認後に表示されます