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昼と夜で猫の黒目が変化するのはなぜ?光に関係が?

カメラを見つめる猫
豆知識

猫の黒目

昼は細く、夜は丸くなる猫の黒目。飼い主さんによっては「細いほうがカッコイイ!」「丸いほうがかわいい!」と、好みが分かれるところですよね。


そもそもどうして猫の黒目は変化するのでしょうか。今回は、その理由について解説していきます。


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猫の黒目は光の影響で変わる

拡大した猫の目

猫の黒目が細くなったり、丸くなったりする要因として「光」が挙げられます。猫の目の中には「タペタム(輝板)」という薄い膜があり、これは目に入ってきた光を反射させる働きを持っています。

猫は、このタペタムにより、人よりも40%増しで光を感じると言われており、吸収する光が少量でも視界を良くすることができます。


一説では、人の目がモノを正確に把握するのに必要な光量の7分の1程度で十分なのだとか。


だから、光が多い時は黒目が細くなり、光が少ない時は黒目が大きくなるんですね。

ちなみに、猫の黒目は人や犬とは違い、長円瞳孔(ちょうえんどうこう)という構造になっています。長円瞳孔は、素早く細くなったり、円形の瞳孔より大きく丸くなったりするという特徴があります。

どうして昼と夜で猫の黒目は変化する?

狙いを定める猫

昼に黒目が細くなる理由

前項でもお話ししましたが、猫の黒目が昼に細くなるのは「視界を良くする上で必要な光の量が少しでも大丈夫だから」です。

昼間は太陽が出ていることもあり、外は非常に明るいですよね。ところが、猫にとっては太陽の光が強すぎて、視界をうまく保つことができないのです。

そのため、黒目を細くして目に入る光の量を調節することで、モノを正確に把握できるようにしています。この現象は、室内で使用する照明などの人工灯でもよく見られます。


夜に黒目が丸くなる理由

一方で、猫の黒目は夜になると大きく丸くなります。これも、目に入れる光の量を調節する事で起こる現象です。

夜になると陽が沈むため、光の量がグンと減りますよね。すると、猫は黒目を大きく見開き、わずかな光をも吸収できるようにします。そうすることで、暗闇でもモノを正確に把握できるようになります。

猫は辺りが暗くても惑うことなく歩けますよね。その理由は、黒目を大きくすることで微量の光を吸収し、視界を良くしているからなんです。


こんな時にも猫の黒目は変化する!

困り顔の猫

猫の黒目が細くなる時

猫の黒目が細くなる時は、虹彩(こうさい)の中にある「瞳孔括約筋(どうこうかつやくきん)」という筋肉が働いています。瞳孔括約筋は、副交感神経の支配を受けている筋肉の1つとして知られています。

そのため、副交感神経が優位になる状況に置かれると、昼間以外でも猫の黒目は細くなります。

特にリラックスしている時は、副交感神経が働くので、瞳孔括約筋が影響を受け、猫の黒目は縦に収縮していきます。


猫の黒目が丸くなる時

猫の黒目が丸くなる時は、主に「瞳孔散大筋(どうこうさんだいきん)」という筋肉が働きます。瞳孔散大筋も虹彩の中にありますが、瞳孔括約筋とは異なり、交感神経の支配を受けている筋肉です。

そのため、以下のような交感神経の働きが活発になりやすい状況になると、猫の黒目は丸くなります。


  • 興味が湧くものを見ている時
  • 驚きや怖さを感じている時
  • 気分が不快になる時

猫は、黒目が細くなったり、丸くなったりするたびに顔の印象が変わりますが、そこもまた魅力の1つです。猫好きな方は、黒目だけでなく、そんな顔の変化も楽しんでみてはいかがでしょうか?

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