猫の鼻が濡れている理由って?これで健康状態がわかる?
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猫の豆知識
猫の鼻が濡れている
猫の鼻は、いつも少し濡れていますよね。どうして猫の鼻はいつも濡れた状態なのか、気になる飼い主さんも少なくないでしょう。
実は、猫にとって鼻が濡れているかそうでないかはとても重要なこと。今回の記事では、そんな猫の鼻が常に濡れている理由についてご紹介していきます。
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猫の鼻はなぜ濡れている?
匂いを敏感に感じ取る
猫の鼻が濡れている理由として、まず挙げられるのは「匂いを敏感に感じ取るため」です。猫は、さまざまな情報を鼻で入手します。匂いを嗅いで、これは何か?この人は誰か?敵はいないか?などの情報を得ます。
そして、その働きを正常にする上で、鼻が濡れている状態はとても重要。匂いの分子は、濡れているものにくっつきやすい特徴があるからです。匂いをしっかりキャッチし、正確な情報を得るためには鼻が濡れていなければならないのです。
よく、猫の嗅覚は優れていると言われていますが、その背景にはこうした理由があります。一説では、人の数万~数十万倍の感度というから凄いですよね。
細菌が体内に入るのを防ぐ
次に挙げられるのは「細菌が体内に入ってくるのを防ぐため」です。濡れた鼻には、匂いを敏感に感じ取ること以外に、体に悪影響を及ぼすウイルスや細菌を体内に入れないフィルターのような働きがあると言われています。
健康を維持する上で、濡れた鼻は欠かせないポイントになるということですね。
温度の変化を感じ取る
3つめの理由として「温度の変化を感じ取るため」が挙げられます。猫は、夏は涼しいところ、冬は暖かいところにいますよね。このように、猫が快適に過ごせる場所を見つけるのを得意としている理由は、濡れた鼻にあります。
濡れた鼻は、なんと0.5度の温度変化を感じると言われています。鼻で温度の変化を感じ取れるとは驚きですね。
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